MIO: Memories in Orbit
3Dで作られたオブジェクトに、鉛筆手描きの輪郭や影、色は水彩のせたような独特のシェーディングで構成されたメトロイドヴァニア。プレイヤーはミオと呼ばれる小型ロボットを操り、ヴェッセルと呼ばれる荒廃した巨大宇宙船?を探索するのだが、経緯や目的はよくわからない。筆者はとりあえずたくさん要素が残ってそうなままスタッフロールまで到達した。
残り少ないロボットの命、滅びゆくヴェッセルみたいなものを表現したいのか、ちなんだ描写やシステムが散見される。
進行度に応じてたまに発作のようなものが起きてはミオの最大ライフが1ノッチ永久に無効化される。あちこちに落ちているシャードを4つ集めてやっと1ノッチ増えるいつものシステムなのに終盤になっても4-5くらいしかライフがない!
アナライザーというパッシブをつけるとロボットのライフバーがオーバーレイ表示されるようになるのだが、敵対的なものだけでなく、友好的なNPCにまで出てくる。街の人を殴るシステムはないのでなんだこれと思っていたら、進行に応じて段々減っていってるし、尽きた者はそこで倒れて『修理不能』とだけ表示されるのが中盤あたりで分かってくる。もしかして初見で『修理不能』になっていたロボットの残骸ってスピードランすれば生きていて情報が手に入ったりするのか?やれと?多周回を?
独特の絵作りが無機質なヴェッセルをエモく仕立てているのは確かなのだが、落ちたら小ダメージで少し前の地点に戻される水面が凪すぎて、地面と見分けがつかないのでつらすぎる。
最初からug::ダブルジャンプできるのでそれ前提で地形が組まれており、ミオの体の小ささが表現されているのと同時に、各種アップグレードとの組み合わせで突破する高難度アスレチックが多数存在する。うまくいってもめちゃくちゃ着地がギリギリだったりする。別解は許しまへんで!的な激励が見えなくもないが、ちょっと天然すぎる。
ダブルジャンプ、ug::フック、ug::グライダー、ug::トレースを使い分けてイライラ棒を抜けろ!敵を殴るとこれらの使用エネルギーがリチャージされるぞ!殴って飛んで殴ってグライダー、殴ってフック殴ってダブルジャンプ!そのまま天井をサカサカ這っていけ!一度も地面についてはならぬのじゃ!みたいなコースが出てくる。
ザコの種類よりボスの方が多い!?くらいボス戦がある。初見ではだいたい負けるが、それぞれちゃんと楽しいぞ。Corpse runningは無為の時間でまっっっったく楽しくないが。エレベーターで上昇してるだけの時間、なに?
ここをご覧になった諸姉におかれましては、ストライダーは壁や天井だけではなく近背景のグレッチや網状の装飾もつかんで上れることを覚えて帰ってください。筆者は3時間くらいそれに気づかずウロウロしまくりました。